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【外国人採用の基本】求人票を書く4つのコツ

外国人を採用する企業が増えてきています。日本在留の外国人労働者は年々増加しており、外国人を雇う企業数も同様です。特定技能制度が導入されたこともあり、この傾向は継続していくでしょう。

採用に力を入れ始めると、「もっと良い人材が欲しい」「多くの候補者から選びたい」と考えるようになります。求人広告や人材紹介サービスなどを活用する企業も多くいらっしゃいます。そこで重要となってくるのが求人票です。外国人を採用している企業からは

  • 他社と比べても魅力的な職種なのに応募が少ない
  • 外国人向けの求人票の書き方が分からない
  • 求人票を見直したい

と言った声をよく耳にします。


本記事では、外国人採用における求人票の書き方のコツについてお伝えします。本記事を通じては下記が分かります。

  • 外国と日本の採用活動の違いが分かる
  • 外国人が求人票に期待していることが分かる
  • 外国人に伝わる求人票のポイントが分かる


なお、時間がない方は、ポイントをまとめている外国籍人材の応募意欲をかき立てる求人票作成の6つのポイントをダウンロードしてください。




目次[非表示]

  1. 1.海外では求人票が全て、日本では求人票がはじまり
    1. 1.1.ローコン/ハイコンというコミュニケーションの違い
    2. 1.2.ジョブ型 vs メンバーシップ型
  2. 2.外国人が慣れ親しんでいる求人票の6つのポイント
    1. 2.1.会社情報
    2. 2.2.役割情報
    3. 2.3.業務情報
    4. 2.4.スキル・経験
    5. 2.5.文化(組織風土)
    6. 2.6.条件・特権
  3. 3.外国人に響く求人票を作成する4つのくコツ
    1. 3.1.自社および募集職種のことを好きになる
    2. 3.2.できるだけ細かく書く
    3. 3.3.キャリアの可能性を書く
    4. 3.4.言いにくいことは例として書く
  4. 4.まとめ


海外では求人票が全て、日本では求人票がはじまり

求人票は決して日本独自の文化ではなく、世界共通で存在しているツールです。したがって、外国人が応募するときに何を確認するかと言えば、求人票の内容です。しかし、その位置づけは若干、日本と海外では異なります。


ローコン/ハイコンというコミュニケーションの違い

【もう悩まない!】外国人社員とのコミュニケーションを円滑にする方法とは?という記事でもご紹介していますが、海外はローコンテクスト、日本はハイコンテクスト文化です。外国人は求人内容に書いてあることを文面通り受け取ります。一方、日本では行間を読み、求人内容に記載のない仕事もやることが暗黙の了解としてあります。


ジョブ型 vs メンバーシップ型

同じ記事に「ジョブ型雇用」と「メンバーシップ型雇用」についても触れています。海外ではジョブ型雇用が通例であり、全ての業務や仕事の範囲が明確に区分けられています。そのため、求人票にも事細かく業務内容を記載していることが多いです。一方、日本はメンバーシップ型雇用が慣例です。総合職として企業に入社し、様々な部署を異動したりしながらスキルを蓄え、一人前になっていく。その過程で任される仕事はその時々で変わります。そのため、あまり細かく業務内容を記載しなくとも、日本人は違和感を持ちません。


以上の文化の違いから分かることは、外国人にとっては求人票に記載されている内容が仕事の全てであるということです。逆に言えば、記載されていないことは業務外と捉えられます。一方、日本では求人票にすべて記載がなくとも、働きながら詰めていくというスタンスもあるのではないでしょうか。


外国人が慣れ親しんでいる求人票の6つのポイント

それでは実際、外国人が慣れ親しんでいる求人にはどのような内容が網羅されているのでしょうか?


会社情報

事業所数や従業員数、資本金など、会社概要に掲載する基本情報です。特に外国人が気になる情報は外資系・日系なのか、外国人社員の人数や国籍などです。こうしたデータも掲載されると、外国人を受け入れてくれている企業だと認識されやすいです。


役割情報

外国人が知りたいことの一つとつぃて、募集職種がいかに特別なのか、です。自社の中での位置づけやどれくらいインパクトのあるポジションなのかを伝えましょう。単に「マーケティング職」と伝えるのではなく、「●●億円の市場に対して、●名のメンバーと共に動かすマーケティング職」というように、他にはない職種であると感じてもらえるよう記載するのが有効です。また、できるだけ専門用語は使わないようにすることも大事です。


業務情報

実際にどのような業務やタスクを行ってもらうのか記載します。ここで注意するのは具体的かつ簡潔に書くことです。中核的な仕事を4~5つ絞って箇条書きにするほか、1日の流れを伝えられると良いでしょう。


スキル・経験

採用している背景にはおそらく特定のスキルや経験を持った人を欲しているケースが多いです。しっかり期待しているスキルや経験、資格は明示しましょう。それを持って応募資格があると伝える必須条件でも構いません。応募者にとっても分かりやすいですし、採用担当にとっても書類審査が効率的になります。


文化(組織風土)

意外と思われるかもしれませんが、外国人にとっても企業のカルチャーや文化は大事な要素になります。むしろ、自身の能力を最大限発揮する組織を選ぶこともあります。また、必ずしもアットホームな職場が良いとは限りません。「積極的に新しいことにチャレンジする職場」といった形でも構いません。


条件・特権

給料や勤務地は間違いなく重要な要素ですが、それ以外も外国人はチェックしています。待遇面では例えばどのような研修が受けられるのか、会社側からのサポートの有無を確認します。スキル獲得に余念がない外国人も多いです。企業によっては本購入や外部講座へのサポートもしていますので、こうしたことはアピールしていきましょう。



外国人に響く求人票を作成する4つのくコツ

これまでは網羅すべき内容をご紹介してきましたが、実際求人を作成するとなるとまた違うことで悩みます。そこで、求人票を作成する4つのコツをお伝えします。


自社および募集職種のことを好きになる

精神論的な話になり恐縮ですが、ここが何よりのスタート地点です。ノウハウや書き方に頼るのではなく、何が自社や募集職種の良いところなのか、とにかく書き出してみましょう。ぜひ他社比較や他求人を見ながら、「これだったらうちの方がよい!」「こういったこと、自社でもやっている」というようなことがでてくるはずです。まずはとことん自社と募集ポジションを好きになりましょう。


できるだけ細かく書く

前述の通り、日本はハイコンテクスト文化です。仮に日本人の採用担当の方が求人票を作成するとなったら、ハイコンテクスト文化であることを差し引いておかないといけません。無意識に「これくらいで伝わるだろう」と思う自分がいるはずです。これでもか、と細かく書いて、その後にグルーピングなどをして整理するのが良いでしょう。


キャリアの可能性を書く

日本では総合職でのキャリアがまだ一般的で、異動も少なくありません。しかし、外国籍にとって異動は寝耳に水というケースも少なくありません。異動を受け入れてほしいと採用時に伝えるのではなく、できる限りその可能性を求人票にも記載しましょう。キャリアプランの例をいくつか提示するとともに、獲得するスキルや期待される責任などもあると、よりキャリアが魅力的に映ります。


言いにくいことは例として書く

キャリアプランの話にも共通しますが、なかなか一概には言えないことや、突っ込んで言い切れないことなどもあります。しかし、業務や職務のイメージを具体的に持ってもらうためには、その一歩を踏み込むことが重要となります。そうしたときには一例として記載するのが良いでしょう。あくまで例なので、書いてあったことと違う!という風にはなりません。


まとめ

求人票という存在は世界共通にもかかわらず、海外と日本では求人票に期待する内容は違うことがわかりました。また、外国人が求人票に期待している内容もわかりました。そして、こうした違いを踏まえ、実際求人票を作成するにあたっては、違いを認めつつ、応募者である外国人にとってより響くよう、細かく具体的に書くことが求められます。

まずはいまの求人票を見直すことから始めてみませんか?

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